2018年6月、ついにB.B.C!ファミリーは初めてのキャンプへ行きました。
その頃はまさかYouTubeやるとか、ブログやるとか考えもしなかったので
写真は少なめですが(写真撮る余裕もなかった…)
今から4年前の2日間を思い出して書いてみました。

初めてのキャンプ場を選んだ基準

その昔は、歩いていて適当な広さの場所があるとテントを張っちゃっていた私。
でも今や社会的にそんなことは許されませんし、なにせ小さな子ども2人と、キャンプなんてしたことがない妻が一緒ですから。

ふたたびキャンプをしようと思った経緯はこちらから↓

通勤の行き帰り、電車の中でキャンプ関連のブログを読み漁り、なるべく条件にあったキャンプ場探しに燃えました。

  • トイレがキレイ(洋式、水洗、できればウォシュレット)
  • 電源つき
  • 区画サイト
  • 広場など、子供が遊べるスペースがある
  • 忘れ物してもレンタルできる、近くで買える
  • 「虫に刺された!」の体験談があまりない

と、まあ、厳しいような、ユルいような微妙な基準。。。
中でもトイレは、長男が若干潔癖症ぎみなので、一番重視しました。
区画サイトがよかったのは、「こっからここがウチ!」と決まっていた方が、「勝手に他のサイトに行っちゃダメ」と子供に言い聞かせやすいかなと。
電源つきは…なんでだったけっかな?たしか「エアベッド膨らませるのにいるでしょ」ぐらいな、どうでもよい理由だったかもしれません。

妻のために大切だったのは、虫対策。ネットで「ブヨに刺されました」とか「ハチに注意」とかいうレポートを見つけたら、そこは候補から外しました。初回で「もうキャンプなんて行かない!」なんて言われるのは避けたかったので。

ただ、このような条件が必要なのも、最初のうちだけだったように思います。今でも重視しているのは、トイレと虫ぐらいかな。でも虫は多少はどこにでもいるので、それもあまり関係なくなりました。
いずれにしても家族みんな、キャンプの嫌な部分よりも、「好き!」がすぐに上回ることになりました。

さて、初回の条件を考慮し、我が家が初めてのキャンプに選んだのは…。

いざ、モビリティパークへ!

静岡県伊豆の国市、100区画の芝生キャンプサイトが整備された高規格キャンプ場・モビリティパーク。ここが我が家独自の基準をクリア(?)し、記念すべき初めてのキャンプ地となった場所です。

基本情報は公式サイトにお任せするとして、ここでは実際に行った際の感想で、僭越ながら独自採点をしてみました。

モビリティパーク 勝手に評価

快適さ:★★★★☆
整備された場内の道、管理棟の清潔感、施設の充実は言うことなし。ちょっと区画が狭目かな。

楽しさ:★★★★★
広場には夏はプールにもなる人工池が。昆虫の森、ジャンボ滑り台など、子供は飽きません。

便利さ:★★★☆☆
車で5分ぐらいのところにセブンイレブンがあり、食材を忘れた場合などでも困りません。

行きやすさ:★★☆☆☆
箱根の山越えがちょっと大変。次男は酔ってしまい…。

虫さん:★★☆☆☆
この時はあまり気になりませんでしが、昨年夏に再訪した際にはデカいハチが多く、サイトを変えてもらいました。

全体的に、思った通りの快適なキャンプ場でした。初めてのキャンプをする場所として、完璧なチョイスです!

難点をいえば、箱根の山越えが長く、道もクネクネなので、子供連れのドライブはちょっと大変だったことぐらい(キャンプ場のせいではないですが…)。
でも帰り道に選んだ海沿いのコースなら、それほど道も険しくなく、快適でした(道が空いているなら)。

いきなり雨の中の設営

さていよいよ迎えた出発の朝!
天気は曇りで、予報では午後から雨になると言っています。初回だし、大雨ならやめるつもりでしたが、晴れると信じて出発!

…でしたが、チェックインを済ませ、荷下ろしを始めたところで大粒の雨が。あっという間に本降りになりました。家族で唯一の雨男である父、肩身狭し。

案内されたのは、イベント広場に近いサイトでした。まだ他の利用者さんは来ていない様子。
まずは、念願のツールームテントの設営にとりかかります。子供は車に残し、父・母がんばります!
事前に何度も動画で予習したつもりでしたが、実物を手にすると、いや〜まったくわからない。悪戦苦闘の末、不格好ながらようやくテントができあがった頃には、夫婦でびしょ濡れになりました。

荷物をテントに入れたら少し落ち着きましたが、そこで気がつきました。

「思っていたより寒い」

そこで着替えをしようと…思ったら、Tシャツばかりで着るものがありません。「寒かったら着ればいいか」と思っていたウインドブレーカーを着て雨の中設営していたので、それがびしょ濡れになった今、暖を取れる着替えがないのです。痛恨のミス。ボーイスカウトで教えられた「そなえよつねに」のモットーは、私の中からすっかり消え失せていたようです。

仕方ないので、スマホで近所を検索。ありました!困ったときの『しまむら』が。
すぐにみんなで車でGo! まさかのキャンプに来て、しまむらで買い物することになりました。

テントサイトへ戻ったときには、もう夕方。それでは夕食の準備。
記念すべき初めてのキャンプ飯は、豆乳のスープパスタ!
…と思ったら、そこで気がつきました。

「あっ、パスタ忘れた」

またまたスマホで検索。ありました!困ったときの『セブンイレブン』が。

…とこんな具合で、キャンプ初日は過ぎていったのでした。

念願のツールームテントのリビングで、ただただ雨を耐え凌ぐ時間が続く…。

ひとまず、初キャンプは成功!か?

夜中もず〜っと雨。久々に聞く、テントに当たる雨音が懐かしいです。
初めてのテント泊で、子どもたちは寝られるか心配でしたが、むしろいつもよりぐっすり寝てくれました。

私はというと…興奮のあまりなかなか眠りにつけませんでした。
それと、若い頃には感じたことがない、お尻の痛さ。体重が思いっきり増えてますからね。そりゃ地面に寝ればお尻もいたくなりますよ(エアマットを敷いていたはずなのに、潰れてあまり効果なし)。

翌朝も4時ごろ目が覚めて、5時ごろまではお尻の痛さを耐えていましたが、耐えきれずに一人外へ。雨は小雨になっていました。

ポットを持って、事前にチェックしていた天然水の水汲み場へ。モーニングコーヒーですよ。
早朝のキャンプ場で、自然水を沸かして飲むコーヒーは格別でした。

そうこうしていると子どもたちが起きてきたので、カッパを着せてイベント広場へ。芝生に足を踏み入れると、いたるところに何か動いています。アマガエルの大群です。それを捕まえて子どもたちは大喜び。特に道具がなくても、子どもは自然の中で勝手に楽しみを見つけるものだと感心しました。

アマガエルを捕まえてはしゃぐ子どもたち。これだけで十分楽しめるようです。

と、まあ、こんな感じで、特に何かイベントをするわけでもなく、あっという間に我が家の初キャンプは終わりました。
強いて言えば、みんなでしまむらとセブンイレブンに行ったぐらいでしょうか。(キャンプなのか、これは)

でも子どもたちはめちゃくちゃ楽しかったようです。妻も「あれも欲しいな…」とキャンプギアに興味を持ち出した様子。
とりえあず、「ウチの趣味はキャンプです」と言えるようになるための第一歩は踏み出せたかな。